WHAT TIME IS IT?〜@ My Thoughts
Logic Pro X を(今ごろ)導入するために、システムを Lion から Mavericks に(今ごろ)更新したところ、システム標準の「日付と時刻を自動的に設定」が効かず、時計がどんどん遅れるようになってしまいました。
どうやらこれは Mavericks のリリース当初からの不具合のようですが、解決をみないまま昨年次期バージョンの Yosemite が出てしまいました。もはや修正する気はないのでしょう。先月のMIDIの件といい、どうかしていると言わざるを得ません。
それはともかく、上記ページのわかりやすい解説にあるように、
の順に作業することで、無事に正確な時刻の環境を取り戻しました。
Mac OS10.9でMIDIを再生する方法〜クジラ机ブログ
いささか旧聞に属する話題ではありますが、なにぶん昨日今日 Mavericks をインストールしたもので、いろいろと物馴れません。
RSSリーダー機能のサポート打ち切り(現行の Yosemite では限定的に復活したようですが)といい、「レガシー技術」の切り捨てに関する Apple の思い切りのよさには呆れてしまいます……。
How do I localize the Services menu string for my service?〜Mac OS X Developer's Library
Mac OS X の「サービス」メニューの、システム標準らしい機能の部分だけがキリル文字の表記に変わってしまいました。システム環境設定の「サービス」項目も同じ表記になっています。上記リンクを参考に、pbs(ペーストボードサーバというプロセス)を再起動することで表示をリセットできます。日本語を指定する引数は jp のようです。
MIDIイベントをカット&ペースト(単純な再生ヘッドの位置にペースト、またはオリジナルの位置にペースト)するとき、エディタによって次のように結果がまちまちとなります。
この、バールーラ上の開始/終了インジケータの位置をかっちり決める方法はあるのでしょうか…。
Mac OS Xのシステム環境設定のアピアランスの中に「最近使った項目」の表示数を設定できる箇所があります。これは、アップルメニューに現れる同名のメニューアイテムだけでなく、Apple製をはじめいろいろなアプリケーションが影響を受けるようです。初めて知りました。
Wiki ベースの共同編集サイト PBWorks で、あるときからファイルアップロードがことごとく失敗する状態になっていましたが、Shockwave Flash プラグインを更新することでふたたび成功するようになりました。アップローダ機能が Flash を利用しているか分からず、またブラウザを変えることでアップロードできていたこともあったので、現行の PBW の要求に対して Flash のバージョンが古かったことが原因であると結論づけることはできません。
同校によると、女性教諭は19日の算数の授業で時間が5分余ったため、「3人姉妹の長女が自殺した。長女の葬式に来たかっこいい男の人に、次女はもう一度会いたいと思った。どうすればいいか」とクイズを出した。
児童が「電話をかける」と答えたが、教諭は「男の人に会えたのは葬式だよ」とヒントを出し、児童が「妹を殺しちゃうの」と聞くと、「それが正解」と話したという。児童からは「こんな問題出していいの」と戸惑いの声が上がったという。
八百屋お七をすぐに想起することができれば、あまり上等でないブラックジョークとして通用しないこともないか…という程度のもので、低学年の児童にとっては不可解で残酷な(したがって、ちょっぴりドキドキする)話題でしかなかったでしょう。道徳的な善し悪し以前に、もう少しましな雑談を仕入れる努力が必要なのではないでしょうか。
- 教諭
- そう、それが正解。
- 生徒1
- えぇー、だって警察につかまっちゃうよ。
- 生徒2
- どうやって殺すのかな。
- 生徒3
- 首を絞めたり、包丁で…
- 生徒1
- 首チョンパ?
- 生徒4
- くびちょんぱって何だよー
- 生徒2
- 優勝カップで頭を殴るのって、先週ドラマでやってた。
- 生徒1
- どれもすぐバレるじゃん…
- 生徒2
- 長女が自殺して、三女が殺されて…
- 生徒1
- ふつーに呪われてるよね、その家族。
- 生徒3
- ひくよなー。自殺ってのも怪しいし。
- 生徒2
- 葬式なんて誰も来てくれないよ、なんか気持ち悪いもん。
- 生徒1
- この男の人ってさー、長女とつきあってたのかなー。
- 生徒2
- 本当はそいつが長女を殺したとか。
- 生徒4
- なんでなんで?サンカクカンケイ?
- 生徒2
- あ、それ先週のドラマで言ってた。
- 生徒1
- じゃあさ、男の人は姉ちゃんとつきあってたけど、妹の方が好きになっちゃったんだよ。
- 生徒3
- で、すっげワーとかキャーとかなって。
- 生徒4
- ねえ、それってサンカクカンケイ?
- 生徒1
- で、ケンカになって、男の人が怒って姉ちゃんを殴ったら死んじゃったの。
- 生徒3
- それを妹が偶然見ちゃって。
- 生徒2
- そうだ!で、ふたりで姉ちゃんの自殺に見せかけるんだ、ホケンキンのために。
- 生徒1
- 保険金はカンケーないじゃん。
- 生徒2
- えー
- 生徒4
- ねえねえ、サンカクカンケイは?
- 生徒3
- これがそうらしいよ。
- 生徒4
- 次女は?次女はなんにも知んないわけ?
- 生徒2
- そういうことじゃん?
- 生徒3
- それって…ちょっとせつなくね?
- 生徒2
- 言葉の使い方違くね?
- 生徒4
- でもさー、それで次女が妹を殺そうとしたら危ないよねー。
- 生徒1
- 妹は男と仲間だし、もう1人殺しちゃってるから…
- 生徒2
- 逆にやられちゃう?
- 生徒3
- でもそしたらさー、やっぱり男が殺しにくるんじゃねーの。
- 生徒1
- うーん、そうかも。ドラマでは…
- 生徒4
- あ、そしたらもう1回会えるよね。
- 生徒2
- ほんとだ。
- 生徒3
- 先生すげえや。
- 生徒1
- さすが先生。
- 生徒4
- なんでわかるの?先生もサンカクカンケイだから?
- 教諭
- …………。
エプソン・プリンタ・ソフトウェア・アップデート 2.4〜アップルコンピュータ
MacOS X を 10.6.4 にアップデートしてからこちら、エプソン社製レーザプリンタにアクセスしようとするたびに「pdftoescpageが予期せず終了しました」というエラーが出て何も印字できない状態が続いていましたが、このアップデートを適用することで解決しました。
Apple 社が Logic の元の開発元である独 Emagic 社を買収し、Logic が Apple ブランドになると聞いたときに真っ先に思ったのは、Apple のことだから「スコアに外部のピクチャを自由に貼り込める」という機能を(他の不具合修正や機能強化そっちのけで)つけてくるだろうな、ということでした。実用的なことというより、ワープロや表計算の書類に動画ファイルを貼り付けたりといった、よくわからないマルチメディア(!)的拡張を、いかにもこの会社ならやりそうだとふと思いついた以上の意味はありませんでしたが、それでもこれは必ずやるだろうと確信していました。
それからもうじきまる8年になりますが、いまだにその機能は実現していません。Apple ならやりかねない式の冗談をさておいても、奏法の説明などで簡単なマークやイラストを添えられたら便利なのにと思う局面は案外あるもので、当初よりはまじめに予想…というより待望している機能です。
スコアエディタにおけるもっとも深刻な不具合のひとつ、「アンドゥすると調号や拍子記号、複縦線の情報がごっそりと消えてしまうことがある」は、9.1になってもやはり治っていません。恐ろしくてアンドゥができません。
この「解決される問題」の3番目がどういうものであるか、いったい誰が分かるというのでしょうか。
- Addressed layout of interface elements in certain application alert windows.
いずれかの Pro アプリケーションで表示される特定の警告ウィンドウで、選択肢として与えられるボタンの種類や配置(デフォルトがどれかということを含め)をより望ましい状態に修正した、ということのようにも読めますが、それにしてもきわめて漠然としており、何を改善したのか分かりにくい説明です。
Big News〜Freeverse
ngmoco社は iPhone 向けアプリで有力なゲーム専業メーカーです。Lineform はもはや風前の灯じゃなかろうか。もっとも、ことさら悲しむつもりもなく、むしろ Comic Life や PulpMotion が投げ売りにならないかひそかに期待していたりするのですが…無理か。
Logic Pro 9.1: Release notes〜apple.com
Insert Multiple now works as expected in the Score window when the Pencil tool is used as the Command key tool.
とあるように、入力ツールに cmd-shift クリックで選択中の記号を複数の段に一度に挿入することができなかった不具合が解消されました。残念ながら、継続時間バーの変な長さは修正されていません。
あけましておめでとうございます。今年の正月はゆっくりできました。
Manage the periodic logs〜Mac OS X Hints
日次メンテナンスログ daily.out の容量が数百メガバイトに膨れ上がっていることに気づきました。エラーなどではなく、特定ツールの動作ログが延々と記録されている有様で、ぜひともなんとかしたいところです。リンク先記事の本文ではなく、コメント欄に「日次・週次・月次のメンテナンスログを監視して、特定の容量をオーバーしていたらバックアップに回してログファイルを更新する」という、もってこいのシェルスクリプトが紹介されています。
解その1:ログを棄てる -- ぶっちゃけ、定時メンテのログなんか読みやしないだろう? それなら、以下のコマンドをルート権限で実行すればよい( sudo )。そうすれば、periodic の出力は薄暗いビットの闇へと葬られる。ちゃんちゃんだ。
・・・rm /private/var/log/*.out・・・同記事
ぶっちゃけそれでもいいわけですが、まあ一応。
このバッキングの音はすべて同じ長さなのに、記音のミ(第4間)が他より長いかのように表示されており正しくありません。
上の譜例では、音価はすべてレガートで揃えているのですが、継続時間バーが終わる場所と次の音符のそれの開始場所との位置関係がばらばらで、いったい正しくレガートなのか、重なっている部分があるのか、それとも隙間が空いているのかが判然としません。そういうことをスコアエディタ上から簡単に確認できるから便利な新機能のはずが、こんなことでは困ったものです。
How to convert .rmvb to .avi (on PowerPC and Intel Macs)?〜Apple Clinic, the FAQ repository
10/28の流れで、Mac 上で Real フォーマットを扱いやすい他の形式に変換できないか調べてみました。定番ツールffmpegX にコデックを導入することで、望む結果が得られます。
詳しく試していませんが、ルート以下とホームディレクトリ以下の両方にApplication Support/ffmpegX/が存在する状態で上記の設定を行うと、REAL ファイルを開こうとした時点で ffmpegX がハングしてしまい先に進めなくなるようなので注意が必要です。またコデックは Mac 版 RealPlayer のアプリケーションパッケージから拝借してくる方法も考えられます。
スコアエディタで複数リージョンの結合をするキーコマンドが効かない仕様は、いいかげんに何とかならないものか。
スコアエディタでは、リージョンとノートという複数種類の要素が混在しています。それらの処理が厄介(面倒)だから結合できないようにしてある…というのでしょうか。しかしそれなら「リージョンを結合」「ノートを結合」のように機能を分けるか、あるいは同じ「リージョン/ノートを結合」の操作に対して、1)単一リージョンの中で複数のノートが選択された時は、ノートの結合、2)同一トラック内の複数のリージョンが選択された時は、リージョンの結合(ノートは選択されていても無視して結合しない)、3)複数トラックの複数リージョンが選択された場合は、リージョンの結合(リージョンがトラックごとに1つずつの場合は単に結合、それ以外の場合は、単にひとつに結合するかトラックごとに結合するか毎回確認を求める。ノートの選択は無視)、のように状況判断を行えばよいことです。
古い知り合い(中国人)から、結婚式の余興演奏の動画ファイルが送られてきました。譜面制作をやらされたのでその駄賃代わりということのようです。ところが映像は見られるのに肝心要の音が出ません。Matroska(.mkv)という比較的マイナーなコンテナに格納されており、当人によると中身は映像音声とも中国ではメジャーな Real フォーマットだということです。それなら .rm なり .rmvb なりで寄越せばいいものを、マニアの考えることはよく分かりません(聞いとるのかね!)。試行錯誤の末、次の手順でなんとかまともに動くファイルを手にしました。日頃この手の作業をしつけている方が見ればお笑い種かもしれません。
十分な練習をせず臨んだわりに演奏は立派なもので、(制作+再生でも)苦労した甲斐がありました。
コマンドキーによる持ち替えツールを入力ツールとして、cmd - shift キーを押下したままあらかじめ選択しておいた複数の段でクリックすると、直前にパーツボックスで選択した記号が複数段の同じ位置に挿入されるはずですが、この機能が使えません。パーツボックスからの shift - ドラッグは正常に機能します。
少しいじってみて気づいた点を掲げます。
選択範囲が点滅ではなく色が変わるようになりました。色は環境設定から好みに応じて変えることができます。機能強化というよりは単なる変更ですが、見やすくなったことは確かです。
音符の実際の音価を、スコアエディタ上でピアノロールのように表示(継続時間バー)することができるようになりました。
「表示」>「継続時間」から、表示しない、選択範囲のみ表示、すべて表示を選ぶことができます。ピアノロールと同様に、バーの終端をドラッグすることで音価を変更することもできます。ただし、変更の単位はナッジ値に固定です。ピアノロールエディタで可能な Ctrl-ドラッグ による微調整には対応していません。ナッジ値を変更するキーコマンドを併用すれば一応解決しますが、それならば以前から用意されている「選択した音符の長さをナッジ値だけ伸ばす/縮める」というキーコマンドとともに使えばキーボードから手を離す必要がありません。ピアノロールと同等の外見で同等の操作ができる以上、同等の結果が出せるようにしてもらいたいものです。
文句が先走りましたが、この機能は同じ段で複数声部を扱っているときに非常に便利であり、歓迎すべき新機能です。
強弱記号やクレシェンド、テキストなどのオブジェクトがどの拍位置にあるのかを示すガイドライン表示が可能になりました。地味ではありますが、これもなかなか嬉しい機能追加です。
「表示」>「ガイド」から、表示しない、ドラッグ中のみ表示、選択範囲で表示、すべて表示を選ぶことができます。ガイドは細い点線のため視認性にはやや問題があるようにも思われます。継続時間バーとガイド表示を常に決まった設定で表示するための環境設定項目は用意されていませんが、これらの設定はスクリーンセットに保存されるようですから、好みの設定を施したスクリーンセットを持つテンプレートを作っておけばよいことになります。
ギターの楽譜作成に便利なコードグリッド編集機能が追加されたことにともない、タブ譜専用のパーツボックスが新設されました。まだ使っていないのでよくわかりませんが、コードグリッド機能はなかなか強力そうです。
発表当初にスコア関連の新機能としてアップル社が宣伝していたのは最後のコードグリッド機能だけです。致し方ないことかもしれませんが、少数派の悲哀を感じます。
スクリーンセットを呼び出すキーコマンドを無効にしたい場合、単にキーコマンドを削除しただけではプロジェクトファイルを新たに開いたタイミングで削除が無効になってしまうことがあります。これは、スクリーンセット呼び出し機能に絶対使わない組み合わせのキーコマンド(すべての修飾キーを押すような)を登録しておくことによって回避可能です。数字キーに他の機能を割り当てただけではスクリーンセット呼び出しで上書きされてしまう場合があるようです。
Logic9 の WaveBurner〜いいたいほうだいだ
Logic Studio 9 に付属するCDマスタリングソフト Waveburner 1.6 で、新規書類を作ろうとすると拡張子 .wb3 のプロジェクトファイルではなくフォルダができてしまい、後から開くことができません。このフォルダは、プロジェクトファイルの内容(「パッケージの内容を表示」コマンドで見られる)がそのまま現れているようです。上記ページで紹介されているように、初期設定ファイルを捨てたのちセーフブート、再起動で難なく解決します。
同時にアップグレードされた Soundtrack Pro は、オーディオドラマの制作に役立つ機能などが強化されているようですが、単に波形編集ソフトとして使っているわたしのようなものにとっては、動作が重く不便になっただけでした。