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・本日のso-what?:2007年10月

※これ以前のリンクは、切れていることが多いと思われます。あらかじめ承知おきください。

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10/26/2007 SoundTrackPro:よちよち歩き

ハードウェアを Mac mini (Intel)に更新したところ、常用していた波形編集/CD作成アプリの Spark XL の動作が怪しくなってきました。開発はすでに中止されていて UB 版の望みはゼロ。ということで、Logic Studio に入っていた SoundTrackPro2 を使ってみることにしました。なにしろ初めてのことだらけで面食らうことが多いです。完全非破壊編集は確かにすごいものの、ディスク容量は食うわ波形描画は重いわ、デモテープや簡単なSS、練習クリップを手軽に編集して配布サイズに書き出しという目的には少々大げさすぎる気もするわけで、しかしクロスフェードの簡単さ、各種エフェクトや分析ツールの使い勝手のよさは素晴らしく、気に入りました。

まずはその書き出しで大きくつまずきました。STPのマルチトラックプロジェクトを単なる切った張ったのワークスペース代わりに使い、あるトラックに作成されたオーディオクリップ「だけ」を外部に書き出したい場合、それらを一旦コピーして新しいプロジェクトに貼り付けて(つまり、必要な部分以外を含まないプロジェクトを新規に作成して)から書き出しを行う必要があります。該当するトラックだけを「選択したトラック・バス・サブミックス」で書き出しても、プロジェクトの総時間は他のトラックの最大長に自動的に揃えられるので、前後に余分な空白のある巨大なオーディオファイルが書き出されてしまいます。STPの本来の目的を考えればこれは当然の仕様です。

また、書き出し時に「マスターミックス」を選択すると、5.1チャンネルのオーディオファイルになってしまい、これではあとからMP3エンコーダに通すことができません。1トラック分しかデータがなくても、「選択したトラック・バス・サブミックス」を書き出すか、マスターミックスでMP3書き出しをするか、どちらかの方法をとらなくてはなりません。


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