so-what? 倉庫

・本日のso-what?:2004年1月

※これ以前のリンクは、切れていることが多いと思われます。あらかじめ承知おきください。

HOME

1/28/2004 本日のペドファイル

教え子の女子中生と性的関係、男性教諭を懲戒免…千葉〜読売オンライン

1/28/2004 問題意識

自衛隊の派遣目的はあくまでも人道復興支援だと政府は強調しているが、自衛隊員によるイラク人女性への人権侵害の可能性が皆無だと言い切れるのか。そんな問題を抱えたまま本当に自衛隊はイラクに派遣されてしまうのだろうか。

元日本軍「慰安婦」が語った日本兵による性的虐待〜JANJAN

それは「皆無」ではないでしょう。日頃おとなしく仕事もいたって真面目にこなしている人物が、猟奇的事件の犯人だったというケースも、現実にあるのですから。…いや、鈴木氏の主張はそうした悠長なことではなく、旧日本軍にはいわゆる従軍慰安婦に対して性的虐待を加えた「前科」があるのだから、一般社会における猟奇的事件よりも高率で性的虐待が行われる(派遣された自衛隊員が現地の女性を強姦する)可能性があると示唆しているようです。「前科」と今回との関連は不明ですが、他人の心配を止めるのは困難ですから仕方がありません。

戦争という非人間的な体験がそれに従事した人の精神をいかに荒廃させるかということは個人主義からの問題意識として最重要のものでしょう。しかし、その「問題」がクリアできるということは、現地がすでに戦争状態でなく、武装集団を派遣する必要がないということではないでしょうか。鈴木氏の記事は、結局「紛争地域へのすべての人的復興支援は行うべからず」というところに行き着かざるを得ません。もちろん、国連主導のPKOなどとも相容れないでしょう。非武装の人々ならば性的虐待をしないという根拠もないはずです。

1/25/2004 あさっての見当

「百ます計算」、いい?悪い? 教研集会で賛否の報告〜アサヒ・コム

かつて公文公は、指を折って計算していいかどうか恐る恐る訊いてきた子供に「この教室では、指を使いたい人はどんどん使ってよろしい」と言いました。学校でそれを禁じられていたらしい子供は、嬉しそうに指を折ってドリルをこなし、しばらくすると折るまでもなくさっと片手を出すだけで用が足るようになり、ついにはまったく指の手を借りずに(?)計算ができるようになったといいます。

基礎的な計算はより高度な思考の道具であり、習得には反復練習が不可欠です。ある言葉の持つ微妙なニュアンスなどを掘り下げて考えることは、もともとある言葉を自由に使いこなさなければできません。文法は大切ですが、第1習得言語を文法から学習するのは不可能です。同じように、「訓練で計算に慣れることはできるが、計算の意味や、計算を使う場面を理解することにはつながらない。整数の計算はできても、小数でつまずく」という主張は、批判として成立していません。練習の初期の段階でいちいち意味を考えさせるのは効率的でないばかりか、往々にして最終的な到達点も低く終わってしまうものです。

百ますについて、日本数学教育学会長の澤田利夫・東京理科大教授は「計算には訓練が必要なので、小学校低学年の授業で採り入れるのは悪いことではない。ただ、高学年になると計算の仕組みや意味などを教え、数学的な思考力を育てなければならない。朝の学習の時間などでやるのは否定しないが、授業では思考力を養うことを目指してほしい」と話す。

同記事

高学年まで十分な計算訓練を積めない子供が多いのが、計算の仕組みや意味などを教えても理解できない原因になっている(教える立場からすれば、充分な反復練習の時間を与えられぬまま、高度な内容を指導するよう求められる)ことが大きな問題となっていることに、この責任ある立場らしい教授氏は気づいていないか、知らぬふりをしています。予備校の飯の種に過ぎない「数学的な思考力」などという呪文をふりかざしている時間があるなら、解説が手厚く分かりやすい教科書のひとつも世に問うてはどうなのでしょうか。

1/23/2004 子供様、まかり通る

1/12項目の川崎市の「荒れた成人式」について、成人式のあり方そのものについて市を批判する意見が相次いでいるのだそうです。

市総務局によると、「小学生でも舞台に土足では上がらない」「断固刑事罰に処すべきだ」と市側を支持する意見もあるが、「荒れるのは式典の形式にこだわるから」「市長があいさつ文を投げたのは大人げない」など批判が8割以上という。

毎日新聞社にも意見が寄せられた。51歳の男性は「来賓が本当に成人を祝う気持ちで来ていたのか。気持ちのこもっていない挨拶を聞かされたらたまったものではない」。

一方、各地で起きた騒ぎについて、東京大名誉教授で日本子どもを守る会名誉会長の大田尭氏(教育学)は「人間は他者とのかかわり合いの中で自画像が描かれる。人間関係が希薄で自己中心的な大人社会を反映し、若者たちは自分が見えない状態に陥り、爆発するのではないか」と分析。「式典は若者の自治に委ねることが大切だ」と提案する。

市民の声 8割が市批判〜毎日新聞23日東京13版24面

式典の形式にもっとこだわっていたであろう時代には荒れた成人式が問題になることなどなかったので、このように市を批判する意見には根拠がありません。51歳の男性氏は、実際に運営の一部に携わっていた人物が突然式典のルールを破って式の進行を台無しにしても「たまったものではない」とは思わないのでしょうか。

大田氏の主張は珍妙なものです(毎日新聞社のまとめ方がおかしいのかもしれません)。この分析から導き出される提案は「大人が襟を正し、子供にとって良き『他者』となる」以外にないでしょう。自治によって立ち腐れてゆくのは大学だけで十分です。

成人式は、個々の新成人にとっての祝典でであると同時に、今年も前途有為な若者を多数迎え入れることができたという大人の社会の祝典でもあるはずです。だからこそ地方自治体の長や議会の代表などが出席するのであって、新成人だけの祝いであるなら、各家庭でのパーティや私的な同窓会だけで十分に用が足ります。悪徳商法に勧誘場所を提供するために多額の税金を使うことはありません。

本日午後になって、平成16年川崎市「成人の日を祝うつどい」について(川崎市)が公開されました。市長挨拶内容も公開されています。退屈している暇などないほど短いもので、あらかじめいろいろと配慮されていたもののようです。

「新成人の声」代表として、私たちの中から推薦する際、意欲的だった二人ならきっと素晴らしい挨拶をしてくれると思い、推薦しました。前日のリハーサルにおいても、彼は以前から用意していた文書を立派に読んでいました。

当日、彼があのようなパフォーマンスをすることはサポーター一同相談を受けていなかった為、私たちも非常に驚くとともにショックを受けました。壇上の彼は私たちが知っている彼とはまるで別人のようでした。

演台に土足で上がるということは決して許される行為ではありません。ただ、彼が事前にこのような行為をしたい、ということを相談できる状況を私たちが作ることができていなかったのではないか、との悔いも残ります。

様々な思いが去来しますが、今回の事態を引き起こした者が、成人式サポーターの関係者であったという事実を私たち一同厳しく受け止めております。

新成人の皆様へ(川崎市成人式サポーター)〜川崎市 ※PDF形式

残された成人式サポーターの諸君は「代表が勝手にやったことなのだから、自分達には関係ない」などとは言わず、率直に反省の気持ちを表し、式に参列した「新成人の皆様」に詫びています。公私の区別を拒絶し、浅薄な横紙破りに手を叩く自称大人が、彼らの後輩として立派に「成人」する日は来るのでしょうか。

1/22/2004 肝に銘じる

最近は漫画家というより、「趣味」である外国語学習への情熱が紹介されることの多い楳図かずお氏。仕事場に16台のラジオを置き、イタリア語、英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語(うまい順)のラジオ講座を10年余りも続けている氏のインタビューが毎日新聞に掲載されました。

継続のコツを訪ねると、楳図さんは「目標を立てないこと」という。「最初から目標を立てるとしんどくなる。勉強は熱心に、でも、目標はアバウトに、が大事。最初から全部覚えようと思ったら続きません」

「楽しい?いえいえ、勉強はやっぱり苦しい。でも単語を覚えるときは、こう思うんです。この単語を覚えたら、覚えた単語一つ分だけ、苦しみが減る。楽になるんだって」

なんだか趣味にしては妙にストイックである。せっかく信州に別荘があるのに、語学勉強を始めて以来、めったに行かなくなった。理由は「AMラジオの電波が入らないから」である。

----楳図さんの語学学習は、趣味の範囲を超えているようにも見える。それって本当に趣味なんですか?

「そもそも趣味って何でしょう。単なる興味本位でやることとは違うのではないですか。趣味を『好きなこと』というなら、僕にとっては漫画だって趣味だった。自分の栄養、成長につながっていく大切なものでなければ、それはもう趣味ではなくて、単なる遊びになってしまう」

人生後半自由タイム〜毎日新聞22日夕刊東京2版2面

「いやでいやでたまらない仕事があったら、いっそタダでやってみたらどうだ」という言葉が好きでよく思い出すのですが、それに一脈通じるものを感じます。仕事と趣味とは、たかだか生活の糧を得ているかどうかの違いであって、そこに注ぎ込むものの質とは無関係なのです。

語学勉強を始めて以来 もないものです。「語学の勉強」か「語学学習」が一般的でしょう。

1/22/2004 基準

県立西高校に入学した岡ひろみ(上戸彩)は、「お蝶夫人」の異名をとる竜崎麗香(松本莉緒)のちょうのような華麗なプレーを見てテニス部に入った。素人同然のひろみを厳しい宗方コーチ(内野聖陽)が公式戦に抜てき、ひろみは部内のいじめにあう。

耐えて強くなるヒロイン エースをねらえ!〜毎日新聞22日東京12版28面

「お蝶夫人」 の、ちょうのように華麗なサーブ ???

一般に名詞の「蝶」は平仮名で表記するが「お蝶夫人」は固有名詞扱いだから例外、ということでしょうか。字面の華麗さがまったく失われてしまいました。

1/20/2004 本業はどちら

資格取得後仕事のはずが…IT教材会社破産で苦情殺到〜読売オンライン

NMS社が真実悪徳企業であったかどうかまで知りませんが、以下のやり口が悪徳めいたものであることは明らかでしょう。NMS社は自らがそうでないことを証明することに失敗した(必要な説明を怠った)ために倒れたもので、いわゆる風評被害には該当しません。

CDとフロッピー計十数枚と、教科書や練習問題集数冊がセットになった教材は約60万円。さらに2万円余を支払えば、インターネットを使った通信教育を受けられ、資格を取得した人には、データ入力業務などの仕事を紹介するという契約になっていた。このため、全国で約2万7000人の契約者を集めていた。

同記事

データ入力業務を外注する事業所はコスト削減のためにそうするので、価格設定はたいへんシビアです。一方「生徒」からは1人あたり60万円(!)もの固定収入が見込めます。NMS社がきちんと斡旋業務を行っていたとしても、どちらが注力すべきおいしい商売であるかは言うまでもありません。それは、NMS社が生徒以外に斡旋を行っていないらしいことからも明らかです(記事はこの点の掘り下げが甘く物足りない)。ただ業務斡旋をするだけなら、能力のある人ばかりを集めれば面倒がありません。登録料60万円の人材派遣会社に人が集まるはずもありませんが、「在宅のお仕事」の世界ではそんな非常識がまかり通っています。

2ヶ月で試験に合格し、仕事の紹介を受けたが、1つの仕事に納品・検品を含めて約2週間要し、一カ月に2つの仕事しかできなかった。データ入力1ページが100円と単価が安いため、月の収入は1万6千円くらいにしかならず、教材の一カ月の支払い額が1万8千円だったので赤字が続いた。

あなたの内職契約は大丈夫?〜東京都消費生活総合センター

おそらく、ビジネスコンピューティング検定の3級を目指すものだったのだろうと考えますが、資格の概要を見るとこれは一般事務職向けのもので、データ入力業務にはほとんど関わりがありません。タイピング試験もあるようですが、市販の書籍で練習すれば短期間で十分到達可能なレベルです。発注側がデータ入力程度の業務に関してこんな資格の有無をうんぬんすることも(よほど事大主義の事業所なら別でしょうが)あり得ない話です。

1/19/2004 締まり屋

「脱北支援、これ以上無理」支援活動家逮捕のNGO会見〜アサヒ・コム

事業自体がかなりのものですが、この団体の土性骨はなかなか見上げたものです。

同時に拘束されていた中国人の女性通訳(29)については「公安局の代理人」と称する人物の申し出で同基金が4000元(日本円で約5万2000円相当)を支払い、16日に釈放された。この人物は野口さんの釈放に関しても4000元の支払いを打診してきたが、基金側は「通訳の釈放自体、支払ってから3週間かかった。金の効果があったか疑問」とし、支払わない方針。

同記事

1/16/2004 考えを分かち合う

平均的ネットユーザーは「オタク」ではない〜ITmedia Pro

中国のユーザのインターネットに対する情報依存度が非常に高いことが明らかになったそうです。他のメディアに対する信頼度が低いことの現れでしょう。ただ、この記事では中国のインターネット利用者は政治的な関心、趣味、信仰が同じ相手と情報をやり取りする際、インターネットに依存しているというと、意味が取りにくくなっています。考え方が同じ相手と情報をやり取りするのでは、仲良しコミュニティの域を出ません。議論はしないのでしょうか?

The Chinese, meanwhile, are among the most active Net socialisers. According to the study, Chinese Internet users say they rely on the medium to interact with others who share their political interests, hobbies and faith.

Internet 'Geek' Image Shattered by New Study〜REUTERS

この share は「意見を共にする」ではなく、単に「互いに意見を述べる」でしょう。

1/16/2004 期待

米スミソニアン協会、希少録音データのオンライン販売に乗り出す〜CNET Japan

1/12/2004 半分は君たちのために

成人式を突然批判 川崎市で波乱の一幕〜神奈川新聞

これだけの「主張」を披露したのですから、せめて氏名くらいは明らかにしなくては、彼も浮かばれないでしょう。

男子学生は「市長の話や、来賓の紹介が長い。政治家が(来賓に)来ているが、政治や経済のことはおれにはよく分からない。本当に(新成人のことを)考えてくれた式なのか」などと発言した。あらかじめ用意したスピーチ原稿は読まなかった。

同記事

では、新成人(この男性)のことを本当に考えた場合、どのような式にすればよいのでしょう。準備の段階で、彼本人が代表を務めたはずのサポーターグループはどのような役割を果たしたのでしょうか。政治や経済のことがよく分からないらしいこの男性も、そのことが自分自身に問われているということくらいは分かっているはずです。

1/11/2004 他はどうでもいい

MEZZO オフィシャルサイト〜MEZZO制作委員会

広川太一郎(が演じている黒川、ではなくて)がおかしくて死にそうです。

1/10/2004 快哉

運用再開のおしらせ〜サーチエンジンはやぶさ

再開までの経緯をしるした別添資料が泣かせます。

1/9/2004 分かりやすくない

アップルとHP社、音楽のネット配信分野で提携〜読売オンライン

新聞の他ではめったにお目にかからない「iポッド」「iチューン」などの表記が見られます。チューンズとしないのは意図的にそうした可能性もありますが、このような交ぜ書きはあまり好ましくないでしょう。pod や tune は誰もが知っていて読める英単語とは言いがたく、一方「i」はアップル社のソフト戦略を語る上で重要な概念なのでそのままにしたい、というなら理屈は通りますが、それなら「iTunes(アイチューン)」のようにすればよいのです。

音楽配信事業は、アップルが1曲99セントで昨春始めた「iチューン」がすでに約3000万曲売れる大ヒットとなっており、 とありますが、これは明らかに「iTunes Music Store(アイチューンズ・ミュージック・ストア)」が正しい。

1/8/2004 本筋(2)

台東地区中高一貫6年制学校(仮称)の入学者決定に係る適性検査問題(例)等について〜東京都教育庁

適性問題IIがやや定型的な試験問題(それも、公務員試験のような発想の)に近くなっているようですが、題材・レベルともおおむね妥当なもののようです。出題の基本方針の「育てたい生徒像」アで学力重視をうたっているのですから、ある程度専用の準備を要する長文の読解問題などを出題しても差し支えないのではないでしょうか。

1/6/2004 本筋

元患者を無条件で受け入れへ 宿泊拒否の温泉ホテル〜産経ウェブ

もともとこれ以外の対応はないのです。「事件からほぼ1カ月半を経て、認識不足などによる差別意識を払しょくできた」 とありますが、差別意識があろうがなかろうが、旅館業を営む以上、業法は守らなければならないという、それだけのことなのです。

1/3/2004 言い逃れる

日本は戦争責任を自ら裁くことなく、代わりに連合国側の国際法廷の判決を受け入れた。その戦争責任の象徴であるA級戦犯が靖国に合祀(ごうし)され、首相が参拝することは、戦争を肯定化する行為と受け止める。敵国だった中国とは違い、旧日本軍の軍人として戦争に参加したのに戦後は補償も受けられず、肉親が知らぬ間に靖国に合祀されていたと訴える遺族もいる。

「反省は言葉だけか」韓国各紙が強い批判 首相靖国参拝〜アサヒ・コム

地の文と、遺族の訴えの部分の境界線が不明瞭です。「」をつければ簡単に分かることなのに、なぜそうしないのでしょうか。

1/2/2004 庶民は王様

カラオケ露店: 1店が営業を再開 大阪市が撤去求め勧告書 〜毎日インタラクティブ

昨日「歌会始」と称して違法出店をした店とは違うようです。

女性店主(44)は「(青空カラオケは)庶民の娯楽。行政代執行後、公園の人通りが少なくなってしまった。公園のあり方をあらためて問題提起する」。客の大阪市のパート女性(65)は「ここで癒やされる人もいる。堅いことばかり言っていては駄目。新しい(大平光代)助役に期待したい」と話した。

カラオケ屋台また“開店” 天王寺公園で「歌会始」〜産経ウェブ

駐車違反で便利がいいと思う人もいるのだから、堅いことばかり言っていては駄目、道路行政のあり方を問題提起するためにあえて駐車違反する、という論理です。

1/1/2004 サボタージュ

住基ネット実験結果 速報〜長野県庁

恐ろしげなことがたくさん書かれていますが、問題の中心は「高度な技術力を持った犯罪集団に正面から突破される」ことというより、地方自治体オフィスとの結節点の基本的な保安管理がずさんであることにあるようです。電子政府が実現すれば、官公署の大幅なリストラが可能になりますから、住基ネット導入が嬉しくない人が地方公共団体の職員の中にもいることでしょう。

加えるなら、住基ネットとは無関係ですが、センシティブな個人情報を含んでいる多数のファイルが、保護がないままの地方自治体ネットワークの上にアクセス可能な状態にありました。

インターネットから地方自治体ネットワークに侵入することは可能ではありませんでしたが、遠距離のオフィスのためにユーザーが地方自治体のネットワークに接続することを許したダイアルアップ・アカウントがありました。これらのダイヤルアップ・アカウントが何者かにより支配下に置かれた場合ネットワークにダイヤルインすることは可能です。加えて、ある自治体では庁舎以外で直接ネットワークに接続していました。そのマシンを使うかあるいは自分のコンピュータをそのネットワークに接続することができるならば、「ハッカー技能」を持たない何者でもこれらのマシンの上に「共有」されているセンシティブなファイルをダウンロードすることができます。

住基ネット実験結果 速報 別添2(第3者評価結果)※PDF形式

そういった「下司の勘繰り」をせずとも、コンピュータ環境の不整備などのために非常に保安の悪い状態におかれている地方自治体のネットワークは(住基ネット以前に)存在するということです。こちらの方が遥かに大きな問題です。

1/1/2004 礼を言わない客商売

国府・宇倍神社で巫女研修〜アサヒ・コム

アルバイトの巫女(み・こ)さんの研修があり とありますが、「巫」を「み」、「女」を「こ」と読むわけではないので(「巫」は1字でも「みこ」)、中黒で切って表記するのは誤りでしょう。

1/1/2004 あけましておめでとうございます

当サイトは本日から3年目に入りました。あいかわらずのんべんだらりとしたメモばかりを、書き連ねていきます。

HOME


sowhat@gwinds.net