so-what? 倉庫

・本日のso-what?:2005年1月

※これ以前のリンクは、切れていることが多いと思われます。あらかじめ承知おきください。

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1/18/2005 観ていてよかった

巌窟王第14話最後、モルセール将軍の演説を報じるニュースキャスター役で長沢美樹さん登場。ちょうど乗っていた仕掛かり原稿の手を休めて観た甲斐がありました。来週も出てくれるか、期待がふくらみます。

1/19追記:この日放送のトリビアの泉「竹下登元首相の孫は漫画家で総理大臣と女子高生のラブストーリーを描いていた」で、影木英貴の『世紀末プライムミニスター」を扱い、ヒロインのせりふを長沢さんが読んでいたそうです(ドラマCD通りの配役)。いたそうですというところでもわかる通り、見逃しました(泣)。

1/13/2005 …そして続いた

でも協力はしてくれるよね。じゃないと君の大事な巧海くんも危険になっちゃうし。
いっ…! 誰があんなヤツっ…。
舞-HiME 第15話「天翔けるミ☆女子高生」

残念ながら、前回の乏しかった動機づけその他の懸念が今話で補償されることはありませんでした。

凪とアリッサ・深優が直接顔を合わせながら何かが起こった様子もないこと、その凪から隠密に「協力」を頼まれた晶の単独行動がたかだか生徒を逃がす手順を伝達しただけのようであること、アルテミスの高エネルギー砲撃(黄金の雷)を受けた舞衣とカグツチに劇的な変化が起こり、これまでになかった猛烈な力を発揮して逆襲、アルテミスを撃滅したようでありながら、それを予感させる描写に乏しい点(これは次回以降に持ち越したのかもしれませんが、前回持ち越すはずのところをあっさり切り捨ててしまったので、不安が募ります)…、いずれをとってもこれまでの安定ぶりが嘘のようです。

アリッサと深優の最期はベタながら非常によく描写されていて見事でしたが、前々回まではその見事が全体に行き渡っていたのに…と思うともうひとつ盛り上がれません。そうなってみると急に今まで見ない(聴かない)ふりをしていたあらも気になってしまうもので、アリッサの「天使の歌声」は、BECKのように吹き替えるべきではなかったのかなどと、つい思ってしまいます。宮村優子はとてもよくやっていたと思いますが、慣れない外国語で声色だけでなく抑揚まで作り続けるのはやはり無理があったか、歌詞が耳につくたびに「エヴァンゲリオン弐号機をドイツ語環境で起動するアスカ」を想起してしまいました。結果、そこで物語から「深夜アニメに嬉しそうにつっこみ入れながら観ている自分」に引き戻される情けなさを味わうことになってしまうのです。また、これまでほとんど気にならなかったのですが、今回は真白と二三の声の混淆が目立ちすぎました。

次回は(予告がフェイクでなければ)舞衣の祝勝会?とでもいうような雰囲気であり、それは今回の凄惨な状況を引かず舞衣がきわめてひょっこりと(しかも、すっかり平穏を取り戻した学園へ)帰還することを予想させるのですが(あるいは1回遊びなのかもしれませんが、その場合は次々回以降)、その時間展開をどう収拾管理して進行を取り戻すのか、あるいは2度あることは3度か、今は不安と期待が(この順番で)ない交ぜになった状態です。そろそろ凪から、これまでのようなはぐらかしとは異なるまともな言葉が出てしかるべきではとも思うのですが…。

逆にほぼ間違いなく期待できそうなのは、詩帆が1人でオーファンに遭遇しながら目立った外傷もなく、しかも意識を失っているという点です。そのうえ、誤解(ではないかもしれませんが)から舞衣に悪感情を抱いた状態のままです。ここは抜かりなく仕込んでくれているでしょう。

もうひとつ、空想レベルではありますが、晶が回した凪からのメッセージが、避難指示の他のものも含んでいたら、といったことも考えられなくはない。同室していた静留も当然メッセージを読んだと考えるべきであり、情報が途絶したなか紙切れ1枚のメッセージでそこまで連携が可能であるなら、黎人と静留は理事長(や、凪)と同じく一番地(今までのところ、HiMEの役割を肯定しシアーズ財団とは非友好的な勢力、という程度の描き方しかされていませんが)側である可能性が高いでしょう。メッセージが、アリッサ以後の行動に関わることを含んでいたら、そして、協力の見返りとしてその情報の一部が晶の耳に入っていたとしたら、さらにその情報が、アリッサのように一見か弱くイノセントそうに見えるもう1人のキャラクタに関係があるとしたら?

1/6/2005 傾きの始まり?

深優
お嬢様!…無理しすぎです。あんなにオーファンを召喚しては。
アリッサ
大丈夫よ、ありがとう、深優…。
舞-HiME 第14話「ねらわれる学園」

平凡な設定・ストーリーながら、脚本/構成のあまりのバランスのよさに毎回正座して観ている番組ですが、今話の急展開は少々荷が勝ちすぎたか、わずかながらほころびが出てしまいました。ここで踏みとどまれるか、このままほどけていってしまうか、正念場のようです。

**追記…あかねが倒れた時、凪が現れて説明的なセリフを話していました。常に単独行動をとってはいるものの、凪は一番地側ですから彼が指示してあかねを「回収」させたのでしょう。

きちんと性格づけがされたキャラクタを常時に近く20人ほども(!)出しながら10話以上にわたって時間展開に無理を感じさせなかった手腕は驚嘆に値しますが、今後は学校内と戦闘場面との2正面進行を余儀なくされるのでしょうから、相当な苦戦を強いられるのではないでしょうか。毎回楽しみにしているだけに心配です。

1/1/2005 無理くり

社説:戦後60年で考える もっと楽しく政治をしよう 国民の力を信じる政府に〜毎日インタラクティブ

共感するところの多い内容ではありますが、最後の一文の 結果だけでなくそういう過程を共に楽しみ責任も共有するこれからの民主主義を形成する60年にしようではないか というところだけからタイトルをつけてしまったような強引さを感じ、居心地の悪い読後感になってしまいました。「楽しく政治をしよう」というフレーズを先に考え、それに沿うようにと内容を書いたもののうまくいかず、無理に帳尻を合わせたのではないかと勘ぐりたくなります。

1/1/2005 あけましておめでとうございます

当サイトは本日から4年目に入りました。あいかわらず体温の低いサイト運営ですが、よろしければおつきあいください。


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